【個人年金保険】平均的な掛け金と得られる年金の額は?

個人年金保険に加入することを考えたときに、まず気になるのは保険料の相場ではないでしょうか。公的年金として受け取ることができる金額を計算した後、老後の生活資金に足りない金額を個人年金保険で準備するという流れはスムーズですが、たくさん受け取ろうとするとその分掛け金も高くなります。

ここでは一般的にみなさんがどれくらいの掛け金を払っているのか、また仮に1,000万円の年金を受け取るにはどれくらいの掛け金が必要なのか平均的な掛け金ではどれくらいの年金を受け取ることができるのかについて詳しくご説明します。

個人年金保険の保険料、掛け金の相場は?

平成24年度生命保険に関する全国実態調査では、個人年金保険の世帯加入率は23.4%となっています。そして1年間に支払う個人年金保険の保険料は平均193,000円。月々に直すと、毎月平均16,083円の掛け金を支払っていることになります。これはあくまで平均値ですので、年間6万円未満の世帯も15%、3.4%の世帯は年間60万円以上の掛け金を支払っており各世帯による差があることがわかります。

個人年金保険に必須の返戻率とは

どれくらい年金を受け取ることができるかという計算を行うためには、返戻率が必要です。

返戻率とは支払った保険料に対してどれくらいの年金を受け取ることができるかというものをパーセントで表したもので、年金として受け取る総額と払い込んだ保険料の総額が同じであれば返戻率は100%となり、受け取る総額の方が多ければ100%より大きく、また元本割れと言われるように支払った総額の方が多い場合は100%より小さくなります。保険会社や個人年金保険の種類によっても返戻率は異なります。

個人保険年金は掛け金と年数が大切なワケ

老後の生活資金は、多ければ多いほど安心ですし人によって必要金額も異なりますが、ここではまず一定目安として1,000万円を受け取り金額とした場合、次々いくらの掛け金が必要になるのか計算してみました。返戻率は110%としておきましょう。この場合、支払い期間を30年に設定した場合では月額25,253円20年に設定した場合では月額37,879円もの掛け金が必要となります。

ちなみに上記でご説明した平均的な個人年金の掛け金、月額16,083円を30年積み立てた場合の年金受け取り金額は約637万円、20年の場合は約425万です。退職金等で一時払いを行うめどがある場合は別ですが、月払いで個人年金保険を積み立てる場合は、少しでも若い頃に加入することが負担軽減につながるということがおわかりいただけたのではないでしょうか。

無理なく払える掛け金を保険料の目安に

個人年金保険は一定期間お金を預けるという意味では定期預貯金と似ている部分がありますが、ひとつ大きな違いがあります。それが解約すると基本的に元本割れしてしまうという点。

保険金控除など様々なメリットもある分、解約時にはデメリットもあります。老後の生活資金は、多ければ多いほど安心ではありますが、無理な掛け金設定をしてしまい途中で解約することになっては元も子もありません。

例えば月5,000円、月10,000円から始めるのもひとつの方法です。老後の生活資金を全て個人年金保険で補うのではなく、ひとつの選択肢として無理なく支払うことができる保険料設定を行いましょう。

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